台風や豪雨のシーズンには、毎年どこかで水害が発生しています。大切な家族を守るために、しっかりと備えておきたいですよね。とくに、水害時の避難は、足元が悪く大変になります。適した服装で足元に注意をしながら、必要最低限の持ち物で「命を守るための行動」を取れるように、わかりやすく解説していきたいと思います。
こちらの記事では、持ち物リスト、服装、避難方法など、水害時の避難に必要な情報をお届けします。
Contents
【水害】避難時の持ち物リスト!服装の注意点!台風・豪雨に備える
普段から用意している防災リュックは、水害時の避難にも適しているとは限りません。まずは安全に避難できることが大切なので、水害時には荷物は最低限で早めの避難が大切です。
それほど、河川が決壊した時などの水位の上昇は早く、一刻も早く安全に避難する方が大切です。
安全な場所に避難して、自分と家族の命を守ることを最優先に考えた準備が必要になります。
台風・水害による避難時の持ち物リスト
必要最低限の荷物は、家族の状況によって変わります。
持病があったり乳児がいると、優先的に持ち出すものも変わるので、持ち物リストは参考程度にチェックしていただければと思います。
POINT:両手が使えるように、リュックを使います。
足元が滑りやすく危険な状態なので、持ちすぎないように気をつけてください。
- 食料(お菓子・離乳食・ミルク*、すぐに食べれる非常食)
- 飲み物
- 着替え (子供は多めに)
- タオル
- ウエットティッシュ(アルコール有無・両方)
- 懐中電灯
- 携帯+充電器(あればポータブル充電器も)
- 保険証
- 持病薬+お薬手帳
- 貴重品(公衆電話用の10円玉も)
- 大きめゴミ袋
- カイロ
- ミニラップ(保温・止血・器代わりなど多用途で使える)
※普段は完母で育てている場合も、非常時のストレスで出なくなるケースもあります。防災備蓄として、粉ミルクやお湯がなくてもOKな液体の缶入りミルクなど、ミルクも用意した方が安心です。⇨コンビニで赤ちゃん用ミルク販売!お湯不要の液体タイプ!使い方は?
※ミルクアレルギーのお子さんの場合は、事前にミルクアレルギー用の粉ミルクを多めに備蓄するのをおすすめします。
※台風の接近に備えて、避難グッズ以外の準備・行動するタイミングについてはこちら⇨【作成例あり】マイ・タイムラインの作り方!台風・水害に備えよう!
避難リュックの水濡れ対策
リュックが濡れると重くなるので、対策が必要です。以下のいずれか1つでも対策されることをお勧めします。
・リュック全体をビニール袋で覆う→ランドセルカバーの要領
・リュックの中身を個別に袋に入れてから、リュックに入れる
・防水リュックに入れる
3つ目の防水リュックについては、リュックがそのまま浮きになる便利グッズも売られています。
コスパの良さが人気のワークマンや、アウトドアメーカーからも販売されているので、余裕のあるときに記事を読んでくださっている方は、備えの準備におすすめです。⇨ワークマンのオンラインストアはこちら
防水リュックで作られた防災グッズ一式が入ったリュックもあります。⇨LA・PITA直営サイト【アットレスキュー】サイト
水害による避難時の服装・注意点
POINT:動きやすい服装。靴は脱げないように紐で締めれるスニーカー。
長靴は水が入ると動けなくなるためNG!
- レインウェア(上下が分かれているもの)
- 紐のスニーカー
- 防災ヘルメット(子どもも自転車用ヘルメットか帽子をかぶる、乳児の場合は帽子でOK)
- ライフジャケット(あれば着ておきたい)
- 子供のライフジャケット、もしくはプール用のアームヘルパー
- やむおえず夜の避難は、ヘッドライトをつける
避難時の気をつけるポイント
- 浸水前に避難が基本。遅くても浸水0.1m(10cm)までには避難する。
- 明るい時間帯に避難する(暗くなる前に!)
- 氾濫水は茶色く濁っているので、排水溝などの境目やマンホールの蓋が開いていてもわからず、とても危険です。傘を杖代わりにするなど、棒で足元確認をしてから安全な道を歩く。
- 長靴は浸水時はNGです。浸水前の避難でも、歩きやすい紐のスニーカーで避難する。
繰り返しになりますが、水害時は道に水が溢れる前に避難するのが基本です。
避難情報はもちろん、自宅の環境や家族の状況もあわせて、早めに避難を開始してください。
過去の水害情報では、浸水深0.5mになると大人でも避難が困難になったと言われています。
浸水前に避難が基本ですが、遅くとも、0.1m(10cm)までには避難してください。
【水害】避難時の持ち物リスト!服装の注意点!まとめ
これからの季節は特に、いつ水害に遭うかわからないという危機感を持って、普段から備えておきたいですね。
いざという時に、どう行動すればいいのか悩んだり焦ることがないように、事前にとるべき行動を時系列で決めておく「マイ・タイムライン」を作っておくこともおすすめです。
自分と家族に最適な避難の準備や行動のタイミングを事前に決めることで、いざという時の判断をサポートしてくれるツールになります。
マイ・タイムラインについては、こちらの記事で詳しく書いているので、水害避難や対策、備えの参考にしていただければ幸いです。
⇨【豪雨対策】マイ・タイムラインとは?作り方などカンタン解説!
⇨【作成例あり】マイ・タイムラインの作り方!台風・水害に備えよう!
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