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防災グッズの必須リスト〜赤ちゃん〜
赤ちゃんの頃は、新生児期と離乳食期でも準備物が少しずつ変わっていきます。
日頃からこまめに準備・チェックしておきたいですね!
お母さんの防災グッズリストは別記事にて紹介しますので、そちらも参考にしてみてくださいね。
⇨ママにおすすめの防災グッズはこれ!子連れ防災に必要なものリスト
赤ちゃんの必須・防災グッズリスト(持ち出し用)
・粉ミルク(スティックで個包装されているのがおすすめ)/液体ミルク*(お湯や水が不要!缶に入ったものがあります)
・調乳用ナチュラルウォーター (無理なく持ち運べる重さに調整してください)
・離乳食(かさばらず軽いのでレトルトが便利。加熱なしで食べれるものがおすすめです)
・紙コップ(哺乳瓶はかさばる上に洗浄出来ないので紙コップでミルクを作り、スプーンやラップで数滴ずつでも飲ませられます)
・ミニラップ(食器の上に敷いたり、保温、止血などに使えます)
・紙おむつ(圧縮して多めに持っていけるようにする。サイズはまめに交換する)
・ウエットティッシュ(おしりふき、手拭きなど便利)
・アルコール除菌ウエットティッシュ(衛生面への配慮ができる)
・母子手帳(0歳児のうちは、普段から常に持ち歩くのがおすすめです)
・プール用のバスタオル(授乳ケープや着替えの目隠しにもなる)
・抱っこ紐(避難の際は抱っこで両手を使えるようにします。避難時ベビーカー使用NG)
・カイロ(体を温めるだけでなく、ミルクを温めるのにも使えます。)
・着替え(インナー多め。薄手軽量の防風素材のアウターが1枚あると温度調節に便利です)
※液体ミルクについては、こちら⇨コンビニで赤ちゃん用ミルク販売!お湯不要の液体タイプ!使い方は?
女性が持って逃げれる重量は10kgまで!
災害などの際に、女性が持って逃げれる重量は10kgまでと言われています。※男性は15kg
お母さんは、ご自身の荷物に加えて赤ちゃんの荷物も必要なので、かなり厳選して持つ必要があります。
さらに、赤ちゃんも抱っこするので、(荷物 ー 赤ちゃんの体重=10kg)になるように調整しなければいけません。
荷物も大切ですが、命を守る行動を素早く取れることが何より大切です。
あれもこれもと荷物は多くなりがちですが、パッと持って逃げるための荷物は、最低限の物で、3日間過ごせればOKと割り切ることも必要です。
災害時は母乳が出なくなることも・・・
また、普段は完全母乳できているお母さんも、災害時はショックやストレスから出なくなるケースがよくあります。
災害に備えて、一度は粉ミルクを飲ませてみることも大切です。もしアレルギーがあったら災害時に大変です。
外出時や預ける時に飲ませてみて、ミルクの味や哺乳瓶(スプーン)にも慣れておいてもらうのもいいですね。
完母のお母さんも、粉ミルク/缶入り液体ミルクのストックをお願いします。
※ミルクアレルギーのある赤ちゃんは、必ず、多めにミルクアレルギー用の粉ミルクをストックしておいてください!救援物資で粉ミルクも届きますが、ミルクアレルギー用は入手しにくいです。
赤ちゃんの必須・防災グッズリスト(自宅保管用)
・粉ミルク/液体ミルク(ストック最低7日分)
・紙おむつ(ストックが最低1パック)
・ナチュラルウォーター(1日1人2Lの計算でストック)
・離乳食(自宅用は瓶でもOK!加熱なしで食べれるものがおすすめ)
・ラップ(断水時は食器の上に敷いて洗い物を減らせます)
・アルコール除菌ウエットティッシュ
・おしりふき
ローリングストック法がおすすめ!
防災用に何かを購入・準備するよりも、普段から使用している物を一定量キープしながら買い足すローリングストック法がおすすめです。
例えば、3つ確保しておき、1つを日常生活の中で使用したら、1つ買い足す。という具合です。(紙おむつの例:2パック常備、1パックは車内に置いておく。1パック無くなったら1パック購入しておく)
保存庫や大きいパントリーがあるお家は非常用のものを別途用意する方法でもいいのですが、ローリングストック法でスペースを最小にしたり、普段から使用することで、いざという時にも使用しやすくなります。
子どもの命を守る避難方法
災害時は、社会全体がパニックになります。
そんな中、小さな子どもを抱えて、どのように避難するのがベストなのでしょうか?
普段から避難方法をイメージし、心の準備をしておくことも大切です。
家の中にシェルターを作る!
本物のシェルターではなく、「ここだけは安全!」と言える場所を家の中に作っておきます。
できれば、家の中の全体を安全地帯にしたいところですが、まずは、「何かあればここに!」というセーフティーゾーンを作ることから始めましょう。
できれば、普段赤ちゃんが寝ている場所をシェルターにすることがおすすめです。
その場所には、何も落下する心配のない、倒れたり動く家具もない、という状況を作っておくと安心です。
被災時は、赤ちゃんの元へ駆けつける=安心安全な場所になるとベストですね。
また、逃げ道を確保することも大切なので、玄関までの道のりには物を置かないように、日頃から障害物をなくしておきたいですね。
避難時はベビーカーNG!
荷物も多いので、ついやってしまいがちですが、ベビーカーでの避難は危険です。
被災時の混乱状況の中では、周りも必死に逃げていてベビーカーの存在に気がつかないこともありますし、お母さんの手が離れてしまい、離ればなれになることも考えられます。
また、災害の規模によっては、道がまともに歩ける状況ではないこともあります。
赤ちゃんは必ず抱っこ(両手が空くようにできれば抱っこ紐)してください。
兄弟がいる場合は、上の子をおんぶしてください。この場合、荷物はさらに最小限になります。
子どもをおんぶする際は、背後や頭上からの危険に備えて、ヘルメットなど頭を守れるものを被せてあげてください。(自転車のヘルメットは災害時にも役立ちます)
歩ける子どもも、基本的には抱っこ(おんぶ)
先述しましたが、被災時は大人もパニック状態です。
歩ける子どもと手を繋いでいても、混乱の中で、繋いだ手が離れてしまうことがあります。
必ず抱っこ(おんぶ)してください。
兄弟が多い場合は、普段から非常時助けてくれる人を探しておく必要があります。
外出先では、子どもを守るためにも遠慮せず、周囲に助けを求めましょう。
赤ちゃん連れ防災グッズ必須リスト!子どもの命を守る避難方法のまとめ
自然災害は無縁ではない、人ごとではないという意識を持って、普段から心がけておくことで、いざという時に役に立ってくれます。
防災グッズを用意したり、定期的にチェックしておくと、ちょっとした防災情報にも敏感になります。
そんな積み重ねが、いざという時に子どもを守れるだけの知識と準備、エネルギーにつながると思います。
育児で大変な毎日ですが、その日常を守るために、少しずつでも準備をしていきたいですね。
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