防災ピクニックとは?親子で実践してみた防災体験レポート!

TVなどの特集を見て、我が家も防災リュックを準備しないと!とか、備蓄品を見直そう!と思っても、毎日の忙しさに紛れて、なかなか用意できないことが多いのではないかと思います。

そんな時に、オカンがおすすめしているのが、「防災ピクニック®︎」をしてみることです。

この考え方を知った時は、とても感動しました!

今回は、防災ピクニック®︎とは一体何なのか、どういうことをするのか、実際に親子で実践してみた防災ピクニック®︎の体験レポートをお届けしたいと思います。

防災ピクニック®︎とは?

防災ピクニック®︎とは、NPO法人ママプラグという団体が考案して発信、商標登録している防災術の名称で、子どもと楽しく防災に取り組めるように、ピクニックをしながら防災について考えたり学んだりするという防災術です。

この防災ピクニック®︎は、東日本大震災で被災したママたちの体験談から親子防災を考える「子連れ防災手帖」という本の中にも登場します。

具体例としては、ピクニックの際に、避難所までのルートを歩いて確認したり、公園などでお弁当の代わりに非常食を食べたりして、用意した備えが自分や家族に合ったものかどうかを検証します。

そうすることで、家族で共通の認識を持って、防災力を高めていけるという考えです。

防災ピクニック®︎実際にやってみた!体験レポート

オカンはこの「子連れ防災手帖」を読んで、防災ピクニック®︎を知り、素晴らしい!と感動したので、さっそく実践してみることにしました。

この話をして賛同してくれたママ友たちと一緒にイベントを企画。平日に被災した設定で、ママと子どもだけで防災ピクニックすることにしました。

それでは、実際にやってみるとどんな感じなのか、体験レポートしたいと思います。

【準備編】

  1. ピクニックの日程を決める
  2. ピクニックで歩くルートを決める ⇨避難所まで歩くのは、家族で防災ピクニックをする時にとっておいて、今回は芝生が広い自然公園へ行くことにしました。
  3. 防災グッズの見直し(もしくは、防災グッズ準備・購入)⇨オカンおすすめの防災リュックはこちら(クリックするとアットレスキューHPに移行します。ラピタリュックがおすすめです。)
  4. 賞味期限が近い非常食をピックアップ ⇨各自持参して、みんなでいろんな非常食を食べてみるのもおすすめです。
  5. ついでにピクニックで遊べるグッズも用意(子どもを遊ばせて楽しく学ぶのも大事)

【実践編】

ピクニック当日は見事に晴れ!春先の気持ちのいいお天気でした。

  1. 集合したら、水から戻して食べられるアルファ米に、水を入れておく。(水から作ると1時間ほどかかります。)
  2. 用意した防災グッズを背負って自然公園内を歩きます。実際の避難を想定しているので、ベビーカーNG。抱っこ紐で抱っこして、防災グッズと子どもの重量を感じながら30分ほど歩きます。
  3. 最初の集合場所に戻ったら、レジャーシートを敷いてランチタイム。
  4. 非常食はみんなで少しずつ味見程度に分けて食べてみました。足りないので、持参したお弁当も一緒にいただきました。
  5. 防災ピクニックの感想をシェア荷物の量が適正だったか、非常食の感想なども話し合いました。
  6. ランチの後は、子どもたちと思いっきり遊びます!

アルファ米にお水を入れます。

 

1時間後、完成したアルファ米をラップに包んでみんなで試食。

「社会福祉法人みやこ」さんの缶入りパン!ふわふわで子どもに大人気!

以上が、当日の流れになります。

子連れで安全に避難する方法はこちら⇨【防災グッズ】赤ちゃん連れ必須リスト!子どもの命を守る避難方法

防災ピクニック®︎を実践して気づいたこと

  • 前回準備した時から半年も経っていないのに、我が子の成長は早く、オムツも離乳食も合わなくなっていることに気が付けた。
  • 定期的な見直しが必要だと実感できた。
  • 見直す日をスケジュールに入れておく必要性を感じた。
  • 妊娠中は、避難グッズをさらに最小限に(できれば、持たなくてもいい状況に)できるように、事前に対策が必要だと痛感。(妊婦さんも無理のない範囲で参加してくれていましたが、かなりきつそうでした。旦那さんや周りを頼って、助けてもらう必要があります。)
  • 非常食は、子どもも好き嫌いがあるので、事前に食べておいて正解だった
  • 非常食メーカーの比較ができたり、自分の子はこれだと食べられるというリアルな情報を得られた

防災ピクニック®︎の感想・まとめ

防災ピクニック®︎を機に防災リュックを用意したママもいたり、防災リュックの中身を見直すきっかけになったりと、とてもいい機会になることを実感。

友達と一緒に楽しめるイベントにしたり、家族のお出かけイベントとして予定に組み込んでしまうと、「いつか用意しよう」が「何月何日までに準備しよう」と具体的なタスクになるので、行動しやすくなります。

ネガティブな気持ちではなかなか準備できないことが、前向きな気持ちになると準備できるのものですよね。

まだ防災グッズを準備していない、子どもが非常食を食べるか気になる、家族で防災意識が上がるのはいいな〜と共感した、という方は、ぜひ一度防災ピクニック®︎をやってみてはいかがでしょうか?

 

 

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