ボタン電池の値段による違いは?価格差が大きい理由と購入の基準は?

ボタン電池は、子どものおもちゃによく使用されているので、子どもが増えると、購入する機会がグッと増えますよね!

ボタン電池だけを買いに電気屋さんに行くのも面倒だし、ネットで購入しようと検索したら、価格差が大きくてびっくりした!という経験をされた親御さんも多いのではないでしょうか?

今回は、ボタン電池の値段による違いは何なのか、購入する時は何で判断すればいいのかという基準について、調査・まとめてみました!

ボタン電池の値段による違いは?価格差が大きい理由!

ボタン電池の値段が高いのは、国内大手メーカーの商品が多いと思います。

ブランドバリューなのか、品質なのか、気になるところですよね。

オカンがよく訪問させていただいているお役立ちサイトを運営されている「アニマルレーサー」さんが実験・検証されていました。(※アニマルレーサーさんのサイトの詳細は下部でご紹介しています)

その結果、国内メーカー品は、値段相応の安全技術が詰まっている!という結論に至りました。

安全を優先するなら国内大手メーカー品がおすすめ!

ボタン電池が、万が一、漏電などで発熱した場合の比較実験調査では、国内大手メーカー品は、発熱はするけれど破裂はしませんでした。しかし、安価なボタン電池は、破裂してしまいました。

子どもが使用するものには国内メーカーの水銀ゼロ商品を!

子どもが使うおもちゃに使用していて、破裂、液漏れしたとなると大変です!

微量ですが、ボタン電池には、未だに水銀が使用されています。大手国内メーカーがやっとの技術で、最近になって「水銀ゼロ商品」を発売できるようになったくらいなので、安価なボタン電池は「水銀0」の記載がないと思いますので、微量の水銀が入っているので要注意です。

外側のケースの作りが違う!水銀含有量も違う!

実験結果で明確になったように、国内大手メーカーと安価な品の差は、水銀含有量以外にも、外側のケースの質が全然違うということがわかります。国内大手メーカーのケースは、作りが頑丈で液漏れも安心という技術力が詰まった高品質商品

子どもが使用するものや、大切な電化製品など、安全性を優先したい場合は、高価ですが、国内大手メーカー品がおすすめです。

安い商品は、動作チェックや大人が使用する消耗品には使えると思います。その際、安いものはほぼ水銀含有商品になるので、破棄には十分注意してくださいね。

*今回の実験をされていたアニマルレーサーさんのサイトでは、たくさんの商品について、リアルに実験や比較をされていてとても面白く、商品購入の際にもとても助かるのでおすすめです!(参考サイト:アニマルレーサーHP: http://www.animalracer.com/100kin-maxell-button-cell-batteries-tester-compare/

危険!ボタン電池は水銀含商品がまだある!

右が水銀ゼロの商品。矢印の「水銀0使用」マークが目印。左は数年前に購入したもので、水銀0マークがないので水銀含有商品。破棄には専門の場所へ持っていく必要があり取扱注意。

先ほども少し触れましたが、国内大手メーカーのボタン電池は、「水銀ゼロ使用」などと表記されているように、環境問題で大きく取り上げられる水銀の含有率がゼロ!という安全な商品です。

しかし、なぜ今のこの時代に、水銀を使用した商品が存在するの?と疑問を持たれた方もいるかもしれません。オカンも気になり調べました。

水銀を使用した商品が存在する理由!

それは、ボタン電池に使用されている水銀が微量であること、また、ボタン電池を乾電池などのように無水銀化するのは技術的に困難であると認められたことなどから、例外的に容認されているようです。

どのメーカーも、ボタン電池だけはなかなか水銀含有量をゼロにできなかったのですが、そんな中、2005年に世界で初めて、ソニーがボタン電池のひとつである酸化銀電池無水銀化成功しました。そして、2009年には再びソニーの手によって電池性能は従来品のまま、安全性を高めたアルカリボタン電池無水銀化実現しました!

(参考資料:SONY公式サイト:https://www.sony.jp/battery/knowledge/suigin.html「電池まめ知識」より一部引用)

さすがの開発者魂ですよね!素晴らしい技術を日々開発されていて、本当にありがたいですね。

※ソニーの電池事業は、2017年に村田製作所に買収されました。今後の開発は、村田製作所が遂行していくことになります。(最近のパッケージは、SONYではなく村田製作所になっています。)村田製作所は、今とても注目されている全固体電池の開発していて、ニュースになっていましたね!さらに安全な電池の普及に期待できそうですね。

水銀使用商品は、安いけど捨てるのが大変!

水銀ゼロ商品と水銀使用の安いボタン電池では、破棄の仕方が異なります

こちらの詳細については、こちらの記事でまとめています⇨ボタン電池の捨て方!セロテープを使ってカンタンに安全対策できる!

ボタン電池の値段による違い・購入基準のまとめ

ネットでボタン電池LR44を購入しようと検索したところ、20個で200円の商品がありました!(1個10円)しかし、国内大手メーカーのものは、2つで400円前後。(1個200円)20倍の差があるんですよね!

でも、その差は安全と技術の差だということが、はっきりとわかりました。

外側のケースの強度作りの違い、それによる破裂・液漏れの心配があること、水銀の含有量が違う、それにより破棄の仕方も違うという、環境や子どもの安全度が全然違う、という結果を総合的に見たときに、小さい子どもがいるオカンとしては、できるだけ国内メーカーの水銀ゼロ商品を購入したいと思いました!

※おもちゃを購入したときに最初についてくる動作確認用のボタン電池もおそらく安価なものだと思います。取り扱いには十分注意して、水銀商品を回収しているところへ持参して破棄してくださいね!

▼水銀使用0%の安全なボタン電池▼

 

 

こちらの記事もおすすめ⇨幼稚園(保育園)無償化の手続きはいつから?対象や条件を簡単解説!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です