NHKあさイチ「ほめる日記」驚きの効果とは?書き方や続け方も!

2019年7月31日のNHKあさイチで放送された「日記パワー」

内容がとても良かったので、見逃した方やじぶん自身のメモのためにも、詳しく記事にしたいと思います。

日記というと、過去の続かなかった経験が頭をよぎりますよね。

ちょっと、やってみようかな?

今年こそ、日記つけてみよう!

など、多くの方が目標を掲げては、挫折した経験をお持ちではないでしょうか?

(オカンは今までずっとそうでした。)

こちらの記事では、NHKあさイチで紹介された「ほめる日記」の驚きの効果と、続けられる書き方について知ることができます。

NHKあさイチ「ほめる日記」驚きの効果とは?書き方や続け方も!

今まで、三日坊主で続けられなかった方も、日記がもたらす驚きの効果を知った上で書いてみると、続くかもしれません。

まずは、一番知りたい結論からお届けします。

「ほめる日記」で得られる効果とは?

  • 自己尊重感が増す
  • 性格が前向きになる
  • 幸福度が増す
  • 健康が回復する
  • 心が整う(マインドフルネス)

すごい効果ですよね!これらが本当に得られるなら、日記はつけるべきですよね。

「ほめる日記」の書き方!

POINT:毎日1つは自分を褒める!ほめるところを見つけることに特化した日記を書く。

反省することがあった日でも、最後の1行は褒める。⇨自己尊重感がアップ!

30代女性教員のケース

変えられない過去を悔やみすぎたり、無いもの・不足を感じやすい性格でしたが、「ほめる日記」を実践した結果、心にゆとりを持て幸せな気持ちで過ごせるようになったそうです。

プラスの言葉を書いていると、普段からプラスの言葉が使えるようになってきます。

自分をほめることで幸せな気持ちになり、元気になってくる!と実感された女性は、自分が救われた「ほめる日記」を受け持ちクラスでも取り上げ、子どもたちにもいい影響が出ている様子でした。

子どもの頃から、自分を褒める習慣をつけられると、幸せな子どもが増えるだろうなと感じました。

そして、周りのみんなのことをほめる習慣まで身についてくると、最高ですよね。

また、ほめる日記の効果は思わぬところにも。

心のゆとりが出た結果、旦那さんにも寛容になれ、夫婦関係もより良くなったそうです。

本来持っている「自分ほめる」習慣を取り戻す!

「書くこと」を心の治療に活用されている精神科医、医学博士の宗未来(そう・みらい)氏によると、健康な時は自分が自分を褒めることを自然にやっているそうです。

しかし、心が弱ってると自分のことを励ますことができなくなります。

そんな時は、日記に書いていくことで、自分を褒めることを思い出せます。

忘れた習慣を取り戻すためには、書くのがいいそうです。

褒めることで、快楽物質ドーパミンが出るので、やる気や喜びが増します。

幸せなきもちに包まれたり、自己肯定感がアップします。

日本人は謙遜して相手を立てる文化があるので、「自分をほめる」ことが苦手な方が多いです。でも、日記であれば自分だけが見るものなので、安心して自分を褒められ、褒め癖・ほめる習慣をつけられます

続けることで、物事を肯定的に見れるようになり、自分のことも肯定できるようになります。自己尊重感がアップすると、前向きに生きられますね。

日記の続け方!たった1行でOK!「1行日記」

POINT:喜怒哀楽など、心が動いたときの自分の感情を素直に書くこと。怒りや悲しみなどマイナスの感情でもOK!

最後は必ず「でも、よかった」など、その出来事の中のよかった一面を取り出して書くことが大切。マイナスをプラスに転換する力が身につく。

これは、日常の中で、良いこと悪いことが起こった時に、「気持ちの折り合いのつけ方」の経験を積み上げていく練習をしていることになります。

「心を整えるトレーニング」と言われるマインドフルネスと同じ方法なのだそうです。

心の中の動きを10秒だけ感じてみる

自分はいま、こんな気持ちになっているんだと気づく

ホッとひと息ついて、ストレスで動いた心を戻す

という習慣を身につける方法です。

”心が整うと、身体も整う ”ですね。

ちなみに、この1行日記は、華丸さんもやっているそうですよ!

医療の現場でも!身体の健康に「日記療法」

先ほどもご紹介しましたが、精神科医、医学博士の宗未来(そう・みらい)氏は「書くこと」を心の治療に活用されています。

60代の男性患者さんは、血圧が上がると命の保証はないという状況。もともと怒りっぽい性格だったので、血圧が上がらないように気持ちを落ち着けるため、宗先生のクリニックへ行き、「日記療法」と出会います。

イライラを抑える日記の書き方「日記療法」

POINT:ひとつの出来事に自分がどんな風に感じたのか、心の状態をありのまま書く!

自分の感情が動いた時に、その心境を書き出す

怒りやストレスを書き出せるようになる

イライラの原因は何か、深く心を見つめる

次第に弱音も書き出せるようになる

強い怒り・不安・寂しさなど、本当の原因に気がつく

原因を取り除くことに努め、改善する

この流れで、患者さんは健康を回復することができ、血圧が160から120安定するようになったそうです。

これは、怒りの無意味化がなされた状態なのだそうです。

イラスト:オカン

心理学的には、「怒っている人」=「困っている人」と言われています。

「強過ぎる怒り」には、「不安・さみしい・情けない・悲しい」などの深い気持ちが隠れています。

その辛い気持ちを押し殺すのに、「怒り」はとても便利です。

理由は、人からの指摘を避けられたり、自分を見ないで済むため。

いつまでも続くような強すぎる怒りを解消するには、怒りの背後にある深い感情に気づく必要があります。

そして、辛いけれど本当の問題に気がつくことで、怒りには意味がなくなります。

あとは、問題自体の解決に勤めるだけ。

 

この患者さんの場合、本当の問題は、仕事のストレス、自分の将来不安、さみしい、妻に気持ちをわかってほしいことでした。

そして、妻に気持ちを伝えて理解してもらえたことで、解消することができました。

日記を書くことで気持ちを整理でき、自分の感情に気がつく

本当の問題に気がつき、問題解決だけに勤める

解決!心が安定する

心が整う日記のポイント!

  • 喜怒哀楽を入れる
  • 書き方や書くタイミングは自由⇨書きやすいのがベスト!タイピングでもOK
  • 今日のことでなくてもOK⇨感情を整えるためなので、昔の楽しかった思い出でもOK、つまづいた過去の思い出でもOK、時間軸にとらわれない
  • 無理しないこと⇨自分の感情に向きあることは大変な労力

 

「子育て日記」のすすめ

POINT:子育て日記は、成長を感じた嬉しい瞬間や、微笑ましいエピソードを意識して書く!日付や書き方にこだわらない!

子育て日記は、成長の瞬間、微笑ましいエピソードを意識して書くことで、イライラした時にも、子どもの可愛さを改めて感じられるので良いそうです。

お母さんがイライラしたり・怒った(困った)ときに、愛おしい記録が残っている日記を読み返すことで、心を落ち着けて子どもに優しく向き合えるように、支えてくれます。

忙しい育児の中で続けるポイント!

  • 日付が決まっていない、フリースタイルのページに書く
  • 過去のことでもOK!(思い出したときに書く)
  • 間があいても気にしない!
  • 書き方にこだわらない
  • 付箋などで入れ替えOKなものに書くのもあり
  • 園との連絡帳にメモ程度に書いて残す

こちらのポイントは、番組内容よりちょいとオカン流が入っていますが、とにかく続けるには、ハードルを下げることが大切ということですね!

宗未来(そう・みらい)先生へのQ&A

気分転換で、美味しいものを食べるのは?

気分転換(で食べる)もいいですが、それだけに特化するよりは、併用して日記で自分を褒める習慣を思い出す方が心が整います。(その結果、過食を避けられたりします。)

SNS・ブログなどでの日記は?

感情任せになってしまうリスクがある。見られる前提だと本心で書けない。深い内容は安心・安全な場所として、手元の日記がおすすめ。うまく利用すればOK。

日記の中で無意識に負の感情が湧いてきた時はどうしたらいい?

表面的な怒りだけ書いていると、ネガティブが膨らんでいってしまう。けれど、その背後のもっと深い部分まで掘り下げていくと、原因が見つかる。でも、マイナスな感情でキツイと感じたら中止してください。無理をしないのが一番です。

日記の保管方法は?自分に何かあったとき家族などに見られるのが心配。

ネガティブな内容は、一定期間とって自分の変化を感じるのはOKですが、いつまでも手元に置いておくと見られるリスクもあるので、速やかに処分するのがオススメです。

あさイチ「ほめる日記」驚きの効果!書き方や続け方のまとめ

人生をより良く歩むために、素晴らしい習慣を身につけることは、とても大切ですね。

日記は、過去に何度もダメだったオカンですが、今回は「ほめる日記」に特化して、自分の気持ちを整えるために書いてみようかと思いました。

日記のパワーやその効果が明確にわかったので、今度こそ続けられるのではと期待しています。

また、子どもに対しても「ほめる日記」はとてもいいなと感じたので、子どもが日記を書けるようになったら、一緒に取り組んでみたいと思いました。

やってみたいと感じたら今日からスタート。

みなさんも、自由なスタイルで、ゆるーく、まずは30日チャレンジ(習慣化)をスタートしてみてはいかがでしょうか?

 

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