今年は春先から暑い日が多くなりましたね!
赤ちゃんのいるご家庭や子どもがまだ小さい親御さんにとっては、これからの季節は虫との戦いでもあります。
ぷにぷにモチモチのお肌、守ってあげたいですよね。
我が家でも、子どもが産まれるまで(または妊娠するまで)は、特に気にすることなく「蚊取り線香」や「プシュッとするスプレー」「置き型」などの虫除けを使用してきましたが、赤ちゃんを授かってからは、体への影響や成分などにも気を使うようになりました。
色々と調べた結果、食べ物と一緒で、市販のものでは、実際に何が使われているか素人にはわからないので、赤ちゃんも安心して使える虫除けは、素材から選んで自作するのが一番だということにたどり着きました。
今回は、虫除けスプレーを自然素材(ハッカ油)で手作りする方法や購入方法、注意点などをまとめてみました。
Contents
たった5分で作れる!虫除けスプレーを手作りする方法
手作りと聞くと、ただでさえ育児で大変な中、これ以上タスクを増やしたくないな〜という声もありますね。実はオカンもそう思っていました。笑
でも、どんなもんか?と実際に作ってみると、本当に簡単で5分もかかりませんでした。
用意するもの
- ハッカ油 (20滴ほど)
- 無水エタノール (10ml)
- 精製水 (90ml)
- ガラス製スプレー容器 ※遮光のものがおすすめ
- じょうご(先が細くなった液体を瓶詰めするときに使うもの)
- 計量カップ(ガラス製)
- 混ぜる棒
オカン流ハッカオイル虫除けスプレーの作り方
- 計量カップに精製水を90ml入れる
- 1の中に無水エタノールを10ml入れる(すでに90mlの精製水が入っているので、100の目盛りまででOK)
- 2にハッカ油を20滴ほど入れてよく混ぜる
- 混ぜてすぐにじょうごを使ってスプレー容器に入れる
- 完成!!
材料さえ揃えば、あっという間に完成します。
全体量が100mlほどできるので、それが入る容器でもいいですし、持ち運べるように小分けにするのもおすすめです!
細かい話をすると、先に無水エタノールとハッカ油を混ぜておいたほうが、しっかりと混ざるので、推奨されています。オカンは計量が面倒なので、こんな手順で作りました。笑
虫除けスプレーを作る際の注意点
ハッカ油の量は、20〜60滴くらいでお好みで調整できますが、赤ちゃんに使用する際は少なめの20滴くらいがおすすめです。
無水エタノールは、価格の安い消毒用エタノールで代用できますが、赤ちゃんには無水エタノールの方が安心です。
スプレー容器は、オカンはガラス製がおすすめですが、プラスチック製が良い場合は、必ず、ポリプロピレン(PP)かポリエチレン(PE)を選んでくださいね!
プラスチックの素材によっては、ハッカ油と反応して溶けてなくなり、有害なので注意が必要です。
ガラス製のスプレー容器の場合は、遮光性のある色付きガラスがおすすめです。中の液体の品質が良い状態で長持ちします。(それでも中身は、1ヶ月ほどで使い切ってくださいね。)
手作り虫除けスプレーの使用方法と注意点
さて、作った虫除けスプレーですが、使う前によく振ってスプレーして使うだけです。
ただ、使用の際の注意点がいくつかあります。
手作り虫除けスプレーの使用上の注意点
・室内での使用は必ず換気をする
アルコール成分が入っているので、制作時同様、スプレーを振りかけるのは屋外か、室内であれば必ず換気をお願いします。
・赤ちゃんへはお肌に直接使わない
赤ちゃんには特にお肌へ直接スプレーしないでください。
口に入らない身の回りの物(お出かけのベビーカーや帽子、衣類など)にスプレーする方法がおすすめです。
大人でもアルコールにアレルギーがある方もいらっしゃるので、アルコールにアレルギーのある方は使用しないでください。(初めて使うときは、スプレーを一滴だけ肌につけてみるなど、パッチテストを行ってくださいね。)
・1ヶ月で使い切る
保存料は不使用なので、1ヶ月ほどで使い切って、新しく都度作ってください。
手作りのコストはどれくらい?
さて、簡単に作れて赤ちゃんにも安心ということはわかったけれど、コスト面も気になりますよね。
今回はオカンが購入した実例から、費用計算してみました!
虫除けスプレー材料費一覧
材料 | 購入費(Amazon) | 100mlを作る費用 |
ハッカ油 | 693円 (20ml) | 35円 (20滴=1ml) |
無水エタノール | 970円 (500ml) | 19円 (10ml) |
精製水 | 471円 (500ml) | 85円 (90ml) |
合計 | 2,134円 | 139円 (1ヶ月) |
(小数点以下、四捨五入)※2019年5月現在の価格です。 ※じょうご、計量カップは日用品なので、自宅にある計算です。
1ヶ月841円の節約に!!!
1ヶ月100ml使用するとして、139円!!!!!安っ!!
今まで、虫除けシールを貼ってやり過ごしてきましたが、薬局で72枚入り980円で購入していました。
長く見積もって、1ヶ月1袋980円使用してきたことを考えると、オカンの場合、月841円も節約できたことになります!かなりの経済効果ですね!
遮光ガラスのスプレー容器のベストサイズは?
今回の計算では、毎回使い回すガラス製スプレー容器は、容量によって価格がまちまちなのと、使うほどに1回あたりの費用は下がるので、計算には入れていませんが、購入する際にベストなサイズはどれくらいなのでしょうか?
オカンが購入したスプレーは、持ち運びに便利ということだけに絞り、10ml×3本の遮光ガラスのスプレー容器で590円でした。
持ち運びに便利なサイズですが、1回100ml作る全量がほぼ入るサイズであれば、30mlを3本の方がおすすめです。
持ち運びを軽く!というオカンと同じタイプの方は、10mlがおすすめです。
計量が面倒にはなりますが、50mlを作るようにするか、残りを掃除に使うのもいいですね!
手作り虫除けスプレーのまとめ
作ってみるまでは、難しそうなイメージでしたが、一度作ってみると、本当にカンタンだったので、育児の合間にも作れるお手軽さだと実感しました。
今回使用したハッカ油は、自然の素材なので、赤ちゃんや子どもにも安心して使えます。
蚊が多くなる季節、ぜひ安心な手段で子どもや家族を守ってあげてくださいね!
虫刺され対策の関連記事はこちら⇨虫刺されの新対策!子どもにも!NHK『ガッテン!』SPまとめ
コメントを残す