洗濯槽は定期的に掃除しておかないと、ニオイの原因になり、衛生面もよくありません。でも、いざ掃除を始めようと思っても、どの洗剤がいいのか悩む方も多いと思います。また、赤ちゃんや小さい子どもがいるご家庭では、出来るだけ安心・安全な洗剤を使用したいという親御さんも多いと思います。そんな方におすすめしたいのが、体にも地球にも優しいナチュラル洗剤「酸素系漂白剤(過炭酸ナトリウム)」です。(おまけにお財布にも優しい)※ドラム式洗濯機には向きません。
この記事では、洗濯槽のお掃除にナチュラル洗剤「酸素系漂白剤(過炭酸ナトリウム)」がおすすめの理由と使用方法、おすすめ商品をご紹介します。
Contents
洗濯槽の掃除!酸素系漂白剤は赤ちゃんがいるご家庭におすすめ!
赤ちゃんがいるご家庭でも安心して使える「酸素系漂白剤(過炭酸ナトリウム)ですが、一体どんなものなのでしょうか?
簡単に解説したいと思います。
酸素系漂白剤(過炭酸ナトリウム)とは?
酸素系漂白剤の主成分は、過炭酸ナトリウムです。過炭酸ナトリウムには、水に溶けると活性酸素を出し、その酸化力で頑固な汚れを分解する力があるため、漂白・除菌・消臭剤として利用されています。
以下、特徴をまとめてみました。
・人と環境にやさしい
使ったあとは炭酸ソーダと酸素、水に分解するので、人や環境への負荷が少なくすみます。
・発砲力がある
水分と反応すると、過酸化水素を放出して炭酸ソーダになります。この力を利用して、排水掃除や洗濯槽掃除に役立つとして注目されています。
・殺菌成分が残らない
塩素系漂白剤とは違い、使用後に殺菌作用がなくなります。(炭酸ソーダ、酸素、水に分解される)そのため、赤ちゃんや衣類の除菌などにも、安心です。
・イヤな匂いがない
塩素系漂白剤のようなツーンとした匂いがないことも、使いやすい特徴です
・価格が安い
最近注目の重層・クエン酸などと同様、酸素系漂白剤も合成洗剤などと比較すると安価です。
洗濯槽の掃除に酸素系漂白剤がおすすめの理由
・人・地球・お財布に優しいエコなナチュラル洗剤
・掃除の頻度が少なくていい
上にまとめた特徴を見ると、酸素系漂白剤は人・地球・お財布に優しいエコなナチュラル洗剤だとお分かりいただけると思います。
また、洗剤を投入して洗濯機にお任せでOKな「塩素系漂白剤」は、お手軽なので人気ですが、軽い汚れの場合以外はあまりオススメしません。
洗濯槽なんて購入して今まで一度も掃除したことない!
という方には、ガンコな汚れも発砲の力で浮かして取り除ける酸素系漂白剤の方がおすすめです。
まずは一度、酸素系漂白剤でしっかり掃除してから、次回以降3~4ヶ月ごとに塩素系漂白剤で掃除するのがいいと思います。
酸素系漂白剤で掃除する場合は、6ヶ月ごとの掃除でOK!
掃除スパンが長いことも、子育て中のご家庭におすすめする理由の一つです。
掃除頻度が低い、人・環境・お財布に優しいという理由から、赤ちゃんがいるご家庭でも安心して使用できる洗濯槽洗剤としておすすめです。
酸素系漂白剤の使い方(所要時間:3時間)
※酸素系漂白剤は、ステンレス以外には使用できません。洗濯槽の素材をご確認ください。
※こちらの方法は、縦型の洗濯機を想定しています。
酸素系漂白剤の使い方(STEP10)
- ごみ取りネットを外す
- 洗濯槽に40~50度くらいのお湯をはる
- 酸素系漂白剤を投入する
- 「洗い」だけで3分ほど回す
- 1~2時間放置
- 浮いてきたゴミをすくい取る
- 4、6を繰り返し、浮いてくるゴミが少なくなるまで続ける
- ごみ取りネットを取り付けて「排水〜脱水」 → ネットのゴミを取る
- 仕上げに「洗い~脱水」までひと通り行う
- 完了!
準備物
・酸素系漂白剤1袋 500g
・湯船のごみ取りネット
STEP 1:ごみ取りネットを外す
ステップ5の放置時間に洗います。バケツで酸素系漂白剤につけておいてもOK。
STEP 2:洗濯槽に40~50度くらいのお湯をはる
酸素系漂白剤の発砲力が増し、汚れが浮きやすくなるので、水より40度くらいのお湯がおすすめ。
STEP 3:酸素系漂白剤を投入する
商品ごとの使用方法をよく読みご確認ください。(例:ミヨシ の酸素系漂白剤500gの場合、1袋丸ごと投入します。)
STEP 4:「洗い」だけで3分ほど回す(排水しないように注意)
オカンの洗濯機は、「洗い」を選ぶと入れた水を排水して入れ直そうとするので、洗濯槽のフチを持って手で回しています。3分ほどなので、個人的にはこれでも十分だと思っています。※洗濯機の種類にもよるので、ご自身の判断で手動にしてくださいね。
STEP 5:1~2時間放置
ただ放置しておくだけで、驚くほど浮いてきています。
STEP 6:浮いてきたゴミをすくい取る
100円均にある「湯船のゴミ取りネット」を使用すると取りやすいです。衛生上、湯船用と別に1つ用意されるのがいいと思います。
STEP 7:4と6を繰り返し、浮いてくるゴミが少なくなるまで続ける
※時間があるときは、ステップ5の放置時間も入れるとより良い。
オカンのやり方は、洗濯槽のフチを持って手でまわす方法。右回り左回りを繰り返すと、どんどん浮いてきます。
「回す→ゴミを取る」を繰り返します。ほとんど出なくなったら次のステップへ。
※ここでしっかり取らないと残ったゴミが、次の洗濯で衣類について困ったという話も聞きます。小さいゴミしか出なくなるまで、取るのがポイントです。
STEP 8:ごみ取りネットを取り付けて「排水〜脱水」
洗濯機の機能で、排水から脱水まで行います。ごみ取りネットにゴミが入るので、それを取り除いて再設置します。
STEP 9:仕上げに「洗い~脱水」までひと通り行う
仕上げ洗いをします。洗濯機の機能で、洗いから脱水までを一通り行います。水量は最大にしてください。
STEP 10:完了!
スッキリ&ストレス発散になります!笑
ナチュラル洗剤でのお掃除に興味がある方にオススメの本
酸素系漂白剤のことは、オカンも赤ちゃんを迎える準備の中で、調べて初めて知りました。
人にも環境にも優しいなんて素敵だなと思い、調べるうちに出会ったナチュラル洗剤の本「ナチュラル洗剤でちょこっとピカピカ掃除!」
用途ごとに何種類も合成洗剤を揃えなくてもOK!
強力な塩素系漂白剤を使用しなくてもOK!
シンプルに重層、クエン酸、セスキ炭酸ソーダ、過炭酸ナトリウム(酸素系漂白剤)の4つがあれば、家中どこでも掃除できるということがわかり驚きました。
今まで、「トイレ掃除にはトイレ用洗剤が必要」などと思い込んでいた(ある意味、親や広告などから刷り込まれていた)ことに気づいたのです。
この本では、この4つのナチュラル洗剤について、アルカリ性と酸性の特徴をリトマス試験紙と同じ色分けで覚えやすい工夫がされています。
根本的な考え方がわかると、自分でも「この汚れの主成分は油だからセスキ炭酸ソーダだな」「アルカリ性の汚れにはクエン酸」など判断ができるようになります。
忘れても、用途ごと洗剤ごとにわかりやすく書かれているので、知りたいページをパッと確認することができるので、とても重宝しています。
オススメの酸素系漂白剤はこちら
おすすめは以下の2商品。どちらも使用したことがあり、おすすめです。どちらかというと、ミヨシ石鹸の方がコスパが最強で使い易いので、よく使っています。
「ミヨシ 石鹸」の酸素系漂白剤 ←コスパ最強!
「シャボン玉石けん」の酸素系漂白剤 ←人気ブランド
「洗濯槽の掃除は酸素系漂白剤がおすすめ」まとめ
酸素系漂白剤で洗濯槽を掃除するまでは、塩素系を使っていたオカンですが、掃除はラクですが独特のニオイが気になっていました。
酸素系漂白剤を一度使ってみると、浮いてくる汚れに驚きつつ、ゴミが浮かなくなるまですくい取るのにハマってしまいました。これだけの汚れがキレイになったのか、と達成感が大きい。
慣れてくると、そんな手間でもなく、定期的にできるようになりました。
ストレス発散にもなっておすすめです。笑
簡単な上、洗剤のストックも少なくて済むし、オカンはとても満足しています。
一度やってみて「めんどくさい!」と感じた方は、次回から塩素系でもいいと思います。
楽しいと感じた方は、ぜひ続けてみてくださいね。
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